春のストレッチスタートキャンペーン!第二弾【5/30まで】

ハムストリングスの起始と停止と機能

ハムストリングス

ハムストリングス
The hamstring muscle

目次

ハムストリングスの起始と停止

半腱様筋(はんけんようきん)
半腱様筋
(はんけんようきん)
半膜様筋(はんまくようきん)
半膜様筋
(はんまくようきん)
大腿二頭筋(だいたいにとうきん)
大腿二頭筋
(だいたいにとうきん)

ハムストリングスは、太ももの後面にある筋肉です。
ハムストリングスは、半腱様筋半膜様筋大腿二頭筋の3つの総称となります。

あわせて読みたい
半腱様筋(はんけんようきん)の起始・停止と機能 【主な働き】股関節の伸展、内旋、膝関節の屈曲、内旋
【神経支配】坐骨神経の脛側部(L5、S1・2)
あわせて読みたい
半膜様筋(はんまくようきん)の起始・停止と機能 【主な働き】股関節の伸展、内旋、膝関節の屈曲、内旋
【神経支配】坐骨神経の脛側部(L5、S1・2)
あわせて読みたい
大腿二頭筋(だいたいにとうきん)の起始・停止と機能 【主な働き】股関節の伸展、膝関節の屈曲、外旋
【神経支配】 長頭:坐骨神経の脛側部(S1・2・3)、短頭:坐骨神経の腓骨側部(L5、S1・2)

ハムストリングスを構成する筋肉

画像をクリックすると各筋肉の詳細ページに移動します。

筋肉名半腱様筋半腱様筋半膜様筋半膜様筋大腿二頭筋大腿二頭筋
起始・停止部半腱様筋の起始と停止半膜様筋の起始と停止大腿二頭筋の起始と停止
筋肉名半腱様筋半膜様筋大腿二頭筋
起始坐骨結節坐骨結節長頭:坐骨結節
短頭:大腿骨中部後面
停止脛骨粗面の内側(鵞足)脛骨内側顆の後面腓骨頭と脛骨外側顆
あわせて読みたい
筋肉の「起始」と「停止」から体の部位と繊維方向を意識して効果的にストレッチしよう! 筋肉はその両端が一つ、複数の関節をまたいで骨についています。両端の体の中心側に近い部位を「起始」、末端側を「停止」といいます。 目でみる動きの解剖学―スポーツ...

ハムストリングスの機能

膝関節の屈曲
膝関節の屈曲動作
股関節の伸展
股関節の伸展動作
(画像は膝関節伸展位で)
骨盤の後傾
骨盤の後傾

ハムストリングスは、股関節伸展動作膝関節屈曲動作骨盤の後傾の際に働いています。
半腱様筋と半膜様筋、大腿二頭筋は、股関節と膝関節をまたぐ二関節筋で股関節の伸展と膝関節の屈曲の動作の両方に働いています。
ハムストリングスの筋力が低いと、太ももを後ろに伸ばせなかったり、膝を曲げる動作が困難となります。

ハムストリングスが硬い場合

ハムストリングスが硬い場合
ハムストリングスが硬い場合
ハムストリングスが柔らかい場合
ハムストリングスが柔らかい場合

ハムストリングスが硬いと、脚を高く挙げられなかったり、挙げた時に膝が曲がってしまいます。

ハムストリングスのストレッチ

ハムストリングスのストレッチでは、股関節の屈曲動作と膝関節の伸展動作を行います。

画像をクリックするとストレッチの方法のページに移動します。

もも裏の筋肉(ハムストリングス)のストレッチの方法立った姿勢で行うもも裏の筋肉(ハムストリングス)のストレッチの方法立った姿勢で行う左右両方のもも裏の筋肉(ハムストリングス)のストレッチの方法椅子に座った姿勢で行うもも裏の筋肉(ハムストリングス)のストレッチ椅子に脚をかけて行うもも裏の筋肉(ハムストリングス)のストレッチ
片膝立ち姿勢で行うもも裏の筋肉(ハムストリングス)のストレッチの方法仰向けの姿勢でタオルを使って行うもも裏の筋肉(ハムストリングス)のストレッチの方法仰向けの姿勢で行うもも裏の筋肉(ハムストリングス)のストレッチ仰向けの姿勢で行うもも裏(ハムストリングス)とお尻(大殿筋)の筋肉のストレッチの方法マッサージボールの使い方【もも裏の筋肉(ハムストリングス)】
フォームローラー(マッサージローラー)の使い方【もも裏の筋肉(ハムストリングス)】

さいごに

ハムストリングスのストレッチでは、股関節を屈曲させる動作と膝関節を伸展させる動作のコントロールが重要です。
骨盤の坐骨からもも裏〜膝裏の部位の筋肉を意識してストレッチしましょう。

このページの情報は役に立ちましたか?

ハムストリングス

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。鍼灸師。
皆様にスポーツ医学や解剖学を元とした情報をお伝えするよう努めています。
YouTubeでストレッチプログラムを、noteでストレッチのイラストを紹介しています。
》詳しいプロフィールはこちら

目次