
骨盤と股関節の部位とその名称を説明していきます。
目次
骨盤
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骨盤は左右二つの寛骨(かんこつ)と仙骨(せんこつ)で成り立っています。
寛骨の腸骨部位と仙骨の接ぎ目は仙腸関節と呼ばれています。
仙骨
![]() 正面から見た仙骨 | ![]() 横(左側)から見た仙骨 |
仙骨は、上は脊柱の腰椎5番と連結し、下では尾骨(びこつ)と結合しています。
寛骨
![]() 正面から見た腸骨 | ![]() 横(左側)から見た腸骨 |
寛骨は部位によって、腸骨(ちょうこつ)、坐骨(ざこつ)、恥骨(ちこつ)の三つに分けて呼ばれます。
股関節
![]() 寛骨臼 | ![]() 大腿骨頭 |
寛骨には、寛骨臼(かんこつきゅう)という大きなくぼみがあって、このくぼみに太ももの大腿骨の先端の丸い大腿骨頭がはまって股関節を構成しています。
股関節は球状の関節のため、脚を前に振り上げる、後ろに伸ばす、外に開く、内に閉じる、内・外に捻るなど多様で大きな運動を行うことができます。
骨盤に関してはこちらの記事でも説明しています
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■参考
著:ヴァレリー グリーグ, 原名:Grieg,Valerie, 翻訳:房子, 上野
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