骨盤と股関節の部位とその名称を説明していきます。
骨盤

骨盤は左右二つの寛骨(かんこつ)と仙骨(せんこつ)で成り立っています。
寛骨の腸骨部位と仙骨の接ぎ目は仙腸関節と呼ばれています。
仙骨
正面から見た仙骨


横(左側)から見た仙骨


仙骨は、上は脊柱の腰椎5番と連結し、下では尾骨(びこつ)と結合しています。
寛骨
正面から見た腸骨


横(左側)から見た腸骨


寛骨は部位によって、腸骨(ちょうこつ)、坐骨(ざこつ)、恥骨(ちこつ)の三つに分けて呼ばれます。
股関節
寛骨臼


大腿骨頭


寛骨には、寛骨臼(かんこつきゅう)という大きなくぼみがあって、このくぼみに太ももの大腿骨の先端の丸い大腿骨頭がはまって股関節を構成しています。
股関節は球状の関節のため、脚を前に振り上げる、後ろに伸ばす、外に開く、内に閉じる、内・外に捻るなど多様で大きな運動を行うことができます。
骨盤に関してはこちらの記事でも説明しています
■骨盤の動かし方を覚えてより効果的なストレッチができるようにしよう

骨盤の動かし方を覚えてより効果的なストレッチができるようにしよう
骨盤の動きを意識することで、より股関節の動作が強調することができ、ストレッチの効果を得ることができます。骨盤の前傾と後傾動作を学習して、ストレッチの際に骨盤をコントロールできるようにしていきましょう。

骨盤の動かし方の言葉の表現について
運動を習っていると、「骨盤から〜」、「骨盤を立てて〜」、「骨盤を前傾させて〜」、「骨盤から前屈して〜」など、様々な言葉の表現で指導を受けることありますが、自分自身が腑に落ちる言葉で動作を学習することが大切です。
■股関節の柔軟性アップに大切な6つの動きを意識してストレッチしよう。

股関節の柔軟性アップに大切な6つの動きを意識してストレッチしよう。
股関節の柔軟性をアップのためには、股関節の屈曲と伸展、外転と内転、外旋と内旋の6つの動作を意識してストレッチしましょう。
■参考