筋肉の「起始」と「停止」から体の部位と繊維方向を意識して効果的にストレッチしよう!

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筋肉はその両端が一つ、複数の関節をまたいで骨についています。
両端の体の中心側に近い部位を「起始」、末端側を「停止」といいます。

大腿四頭筋のストレッチと筋線維の伸びる方向
目でみる動きの解剖学―スポーツにおける運動と身体のメカニズムより

太腿の前面にある大腿四頭筋のうちの一つである大腿直筋を例にあげると、起始部は骨盤の前面にある下前腸骨棘で、膝蓋骨と膝蓋腱を経てスネの骨の脛骨粗面に停止しています。

大腿四頭筋のストレッチと筋線維の伸びる方向
目でみる動きの解剖学―スポーツにおける運動と身体のメカニズムより

上図の右のように、大腿直筋が短縮すると、太腿を前に上げる動き(股関節の屈曲動作)と膝を伸ばす動き(膝関節の伸展動作)が起こります。

逆に、筋肉の起始部と停止部の離していくと大腿直筋は伸張されます。
大腿直筋をストレッチするためには、上図左のように膝を曲げる動作(膝関節の屈曲)と太腿を後ろに伸ばす(股関節の伸展動作)をコントロールして体を動かす必要があります。

ストレッチと筋線維の伸びる方向
目でみる動きの解剖学―スポーツにおける運動と身体のメカニズムより

大腿直筋をストレッチする場合は、骨盤の前面あたりから太腿の前面〜膝の上辺りの範囲が伸びているのを意識することと、筋の伸長感に応じて膝を曲げる動き(足の踵をお尻に近づける)と膝を体の後ろへ伸ばしていく動き(腰が反らないように注意しながら)を徐々に大きくしていくことが大切です。

もも前〜ソケイ部(大腿四頭筋、腸腰筋)のストレッチ

その筋肉をストレッチするために必要な動作と、筋肉の起始部と停止部から、体のどの部分が伸びているのか筋繊維が伸張する方向をイメージしてストレッチしていきましょう。

【参考】

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この記事を書いた人
鈴木和孝

Body Motion Labでは解剖学とスポーツ医学、東洋医学をベースとしたストレッチ指導、メニュー作成などを行っています。
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