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大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)の起始・停止と機能

大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)

大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)
Tensor fasciae latae muscle

機能

股関節の外転、屈曲
股関節の屈曲と同時に内旋

神経支配

上殿神経(L4・5、S1)

目次

大腿筋膜張筋の起始と停止

大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)の起始と停止

起始

上前腸骨棘

停止

腸脛靭帯を経て、大腿骨外側上顆、脛骨外側顆、腓骨頭

大腿筋膜張筋の機能

大腿筋膜張筋は、股関節外転屈曲股関節屈曲と同時に股関節を内旋する際に働いています。

股関節の外転
股関節の外転
股関節の屈曲
股関節の屈曲
股関節の内旋
股関節の内旋

股関節の内転動作の柔軟性の評価

殿筋群の柔軟性が低く、内転筋群の筋力が弱いと股関節の内転動作の関節可動域が小さくなってしまいます。

殿筋・大腿筋膜張筋が硬い
硬い場合
殿筋・大腿筋膜張筋が柔らかい
柔らかい場合

大腿筋膜張筋や殿筋群が硬い場合は、写真のように横向きに寝た姿勢から上の脚を下に降ろそうとしても脚が落ちません。(内転していきません。)柔らかい場合は脚が床の方に降りていきます。

股関節の屈曲に働く筋肉

\  画像をクリックすると各筋肉の詳細ページへ  /

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脚を前に上げる動作(股関節の屈曲)に作用する筋肉と関節可動域(ROM)のまとめ 参考可動域 125度 作用する筋肉 腸腰筋,大腿直筋,縫工筋,大腿筋膜張筋,恥骨筋

股関節の外転に働く筋肉

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大腿筋膜張筋の神経支配

大腿筋膜張筋の神経支配

上殿神経(L4・5、S1)

上殿神経支配の他の筋肉

小殿筋(L4・5、S1)
中殿筋(L4・5、S1)

大腿筋膜張筋のストレッチ

ボディ・モーション・ラボ
ももの外側のストレッチ一覧 | ボディ・モーション・ラボ 4種のストレッチ  骨盤横の凝り緩和,  腸脛靭帯炎の予防,  腰痛の予防

大腿部の筋肉

下肢の機能解剖学

上肢・体幹の機能解剖学

【参考】

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この記事を書いた人

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。鍼灸師。
皆様にスポーツ医学や解剖学を元とした情報をお伝えするよう努めています。
YouTubeでストレッチプログラムを、noteでストレッチのイラストを紹介しています。
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