
股関節の伸展(しんてん)運動は、脚を体の後ろに伸ばしていく動きです。
股関節の伸展の参考可動域は15°です。
![]() 【股関節の伸展の参考可動域】 | ![]() 【股関節の伸展運動】 |
目次
股関節の伸展動作に作用している筋肉
股関節の伸展運動には、大殿筋、半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋が作用しています。
大殿筋
半腱様筋
半膜様筋
大腿二頭筋
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大腿二頭筋(だいたいにとうきん)の起始・停止と機能
【主な働き】股関節の伸展、膝関節の屈曲、外旋
【神経支配】 長頭:坐骨神経の脛側部(S1・2・3)、短頭:坐骨神経の腓骨側部(L5、S1・2)
【神経支配】 長頭:坐骨神経の脛側部(S1・2・3)、短頭:坐骨神経の腓骨側部(L5、S1・2)
股関節の伸展動作に作用している筋肉のストレッチ
骨盤後面やもも裏にある股関節の伸展に働く筋肉の柔軟性が下がると、脚を前に上げる(股関節の屈曲)動作が困難となります。
股関節の伸展に働いている筋肉をストレッチするためには、股関節を屈曲させる動作のストレッチを行います。
ボディ・モーション・ラボ
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他の股関節の動作と作用する筋肉
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太ももを外へ捻る動作(股関節の外旋)に作用する筋肉と関節可動域(ROM)のまとめ
参考可動域 45度
作用する筋肉 腸腰筋,深層外旋六筋,大殿筋,大腿二頭筋,大内転筋,短内転筋,中殿筋,縫工筋