骨盤の前面に位置する腸腰筋、骨盤から太ももの前面の大腿直筋のストレッチの方法を紹介します。
伸びているのを意識する筋肉と動作
骨盤前面の筋肉(腸腰筋)
もも前の筋肉(大腿直筋)
・後ろ脚の太もも前面〜骨盤の前面の部位が伸びるのを意識しましょう。
・股関節の伸展動作を意識しましょう。
腸腰筋の動作や解剖について詳しくははこちら

腸腰筋の起始・停止と機能
腸腰筋の起始・停止と機能、神経支配についてまとめています。 腸腰筋は股関節の屈曲、股関節の外旋のときに働いています。
もも前〜骨盤前の筋肉のストレッチの方法
- 左膝を床に着いて片膝立ちの姿勢をとります。
- この姿勢から骨盤を前に移動して少し腰を落とします。左脚(後ろ脚)のもも前〜骨盤前の筋肉が心地よく伸びているところで10~15秒キープしてください。
- 腰の反りが強い場合は、骨盤を後傾位にコントロールしてストレッチしましょう。

骨盤の動かし方を覚えてより効果的なストレッチができるようにしよう
骨盤の動きを意識することで、より股関節の動作が強調することができ、ストレッチの効果を得ることができます。骨盤の前傾と後傾動作を学習して、ストレッチの際に骨盤をコントロールできるようにしていきましょう。
もも前〜骨盤前の筋肉のストレッチ方法の動画
骨盤の前〜もも前のストレッチ1
いろいろな腸腰筋と大腿直筋のストレッチの方法
片膝立ちの姿勢が苦手な場合は四つん這いのポジションなどでストレッチしましょう。
さいごに
腸腰筋は太ももを前に挙げる股関節の屈曲動作の他に、骨盤の前傾動作にも働いています。腸腰筋をストレッチして骨盤のポジションをコントロールできるようにしていきましょう。