足の外反(がいはん)運動(横足根間関節と距骨下関節)は、足の底が外側に向かう動きです。
外反の参考可動域は20°です。
(ここでは、内がえし(底屈・回外・内転の複合運動)と、外がえし(背屈・回内・外転の複合運動)については説明していません。)
足の外反の参考可動域
足の外反運動
足の外反動作に作用している筋肉
足の外反運動には、長腓骨筋、短腓骨筋、第三腓骨筋のように脛骨の外側の筋肉と、スネの前側の筋肉の長趾伸筋が関与しています。
以下、画像をクリックすると各筋肉の詳細ページに移動します。
長腓骨筋
短腓骨筋
第三腓骨筋
長趾伸筋
足の外反動作に作用している筋肉のストレッチ
スネの外側などの足の外反に働く筋肉の柔軟性が下がると、足の底を内側に向ける(内反)動作が困難となります。
足の外反に働いている筋肉をストレッチするためには、内反させる動作のストレッチを行います。

スネの外側の筋肉(長腓骨筋・短腓骨筋)のストレッチの方法
スネの外側の筋肉(長腓骨筋)のストレッチの方法を紹介しています。 スネの筋肉の硬さや凝りがとれない人にオススメのストレッチです。