ローテーター・カフ(回旋筋健板)は、上腕骨頭を関節窩の適切な位置に維持するのに重要な筋肉です。
ローテーター・カフは、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋で構成されています。
目次
さいごに
ローテーター・カフの筋肉をトレーニングするときは、肩甲骨の代償動作を抑えながら行うのがポイントです。
肩関節の外旋と肩甲骨の内転、肩関節の内旋と肩甲骨の外転、肩関節の水平伸展と肩甲骨の内転の動作を区別して、上腕骨頭が動いているのを確認しながらトレーニングしましょう。
大円筋も、ローテーター・カフと混同してしまいがちですが、停止の位置をよくみると上腕骨の小結節の下の方で、上腕骨骨頭を関節窩に向けて引っ張って安定させるというよりも、広背筋の小さなヘルパーの機能として働いているのがわかります。